先週の為替は、予想通り112円で反発が止まって、週末には110円までずるずる円高が進みました。先週号の為替相場見通しにおいて、次のように書きました。「112円台前半に、やや強力な抵抗帯があるため、そのあたりでは、上値を強力に抑えられやすい」。その通り、先週は水曜日に112円を少し超えたところで反発がピタッと止まりました。そして再び、週末にかけて円高に向かいました。さて、その先週末の動きについてですが、重要な変化があったと認識されます。先週木曜~金曜にかけては、111円近辺の攻防を非常に重要であると考えて注目していました。結果、先週末の終値は110.6円。つまり、重要な水準を割り込んでしまったと判断されます。こうなりますと、この夏は、また円高が拡大する可能性が高まったと考えられます。具体的には先週のブログでちらっと書きましたが、円高ターゲットはズバリ109円台前半~108円台後半。そのあたりへ円高が進行することは、ちょっと避けられない状況ではないかと見ています。
 
 一方のユーロ円。これは、1ユーロ=129円の水準が重要だと書きましたが、米ドル円とは対照的に、重要水準を割り込むには至らず、横ばいの推移をキープしています。今週は引き続き、129円を重要なサポート帯と位置付けて注視したいです。(執筆者:為替王)(イメージ写真提供:123RF)