TPバンク(TPBank)はこのほど、同行のフェイスブック(Facebook)のファンページ上で人工知能(AI)「T’Aio」の運用を開始した。24時間体制で顧客サービスに対応し、サービスの質を向上することが狙い。同行のグエン・フン頭取は、ビッグデータとAIの利用は同行のデジタルバンキング発展戦略の一環だとしている。AIを導入した銀行は国内で初めて。
 
 「T’Aio」は、顧客から質問が寄せられると、あらかじめインストールされたデータベース内の回答と信頼度を分析し、自信度と信頼度が基準に達していれば自ら回答する。基準に達していない場合は、人間のオペレーターに引き継ぐ。回答に要する時間は5秒未満だという。
 
 「T’Aio」は、回答できなかった質問とオペレーターの回答を自動的に記録・学習し、次回以降の対応に活用する。現在「T’Aio」が回答できるのは、決済口座や預金、融資、カード、eバンキングなどに関する質問で、文字を介したやり取りとなる。TPバンクは、フェイスブックが「シリ(Siri)」や「コルタナ(Cortana)」などのような音声アシスタント機能を利用できるようになることに期待している。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)