ドル/円は、このところ上値の重い展開が続いているが、その裏側で下値の堅さも目立ってきた。今週は、110円台に差し込む場面も多かったが、いずれも終値(NYクローズ)では111円台に戻している。本日の終値が111円台半ば以上になれば、週足が下ヒゲの長い陽線引けとなるため、底入れ感を醸成しそうだ。そのカギを握るのは米4-6月期国内総生産(GDP)・速報値(21:30)だろう。
 市場予想は中央値で前期比年率+2.7%となっており、前期の同+1.4%から成長が加速する見込みとなっている。なお、米アトランタ連銀の予測モデルである「GDP NOW」では同+2.8%とやや高めの伸びが見込まれている。その他、同時刻に発表される米4-6月期雇用コスト指数(予想:前期比+0.6%、前回:同+0.8%)にも注目しておきたい。
本日の予想レンジ:110.600-111.900円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)