塩野義製薬 <4507> が急反騰。午前9時06分に前日比258円(4.4%)高の6168円まで買われている。
  
 24日引け後に、「先駆け審査指定制度」の対象となっているインフルエンザ感染症治療薬「S-033188(新規キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬)」について、リスク要因を持たない健常のインフルエンザ患者を対象とした第3相臨床試験(CAPSTONE-1)において主要目的を達成したと発表した。
 
 主要目的とは、インフルエンザ症状が消失するまでの時間(インフルエンザ罹病期間)におけるプラセボに対する優越性の確認。「罹患期間」はプラセボに対する優位性を示して主要目的を達成。「ウイルス力価(感染性を有するインフルエンザウイルス粒子の指標)」についても投薬後、早期の低下効果を示し、プラセボに対する優位性が確認された。
 
 「S-033188」は経口による錠剤の1回のみの服用でインフルエンザウイルス感染症の治療完結が期待される新規化合物。国内では18年3月期中の製造販売承認申請を予定しており、そうなれば「先駆け審査指定制度」の対象であるため、申請後6カ月を目指して承認審査が進められる見込み。(イメージ写真提供:123RF)