7月14日のスポット金は反発、前日比10.7ドル高の1トロイオンス=1228.10ドルで引けた。

  冴えない米経済指標が相次ぎ、米連邦準備理事会(FRB)が利上げに動きにくくなるとの観測から、金が買われた。NY序盤に発表された米6月CPI(前月比)は0.0%、予想の0.1%に届かなかった。また、6月小売売上高は前月比0.2%減と、0.2%増加の予想に反して減少した。

  WTI原油先物は2日続伸、前日比0.45ドル高の1バレル=46.48ドルで取引を終えた。

  原油需給の改善観測やドル安を背景に、買いが優勢となった。14日はナイジェリアで原油の一部輸出が停止されたと伝わり買い材料視されたほか、米国で金融緩和の縮小ペースが緩やかになるとの見方が広がり、外為市場でドルがユーロなど主要通貨に対して下落した。ドル建てで取引される原油には割安感からの買いも入った。 石油サービス会社ベーカー・ヒューズが14日公表した米国の石油掘削設備(リグ)稼働数は前週からわずかに増えたが、相場の反応は目立たなかった。(情報提供:東岳証券)