本日はイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、金融政策に関して半期に一度の議会証言を行う(21:30原稿公開、23:00証言開始)。昨日はブレイナードFRB理事とハーカー・フィラデルフィア連銀総裁が、追加利上げに慎重な姿勢を相次いで表明。

 両氏ともに今年の連邦公開市場委員会(FOMC)での投票権を持つだけに、市場もそれなりの反応を示したが、米6月雇用統計で賃金の伸びが鈍かった事でFRB内のパワーバランスに変化が生じている可能性が意識された面もあったのだろう。ただ、イエレンFRB議長は6月FOMC後の会見で「一部のインフレ指標に過剰反応しないことが重要であり、指標はノイズ伴う可能性がある」と述べていた。議長が年内1回の追加利上げとバランスシート縮小開始の方針に変わりがない事を証言すればドルが買い戻される事になるだろう。

 そのほか、トランプ米大統領の長男が大統領選挙中にロシアと接触していたとされる問題については、これをもって大統領の弾劾に発展する可能性が高まったとまでは言えまい。続報に注意する必要はあろうが、現段階で大きく材料視される事はないだろう。

 本日の予想レンジ:113.300-114.700円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)