本日は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が発表される。政策金利であるFFレートの誘導目標を1.00-1.25%に引き上げた6月13-14日の会合の議事録だ。この会合では、利上げのほかにバランスシートの縮小を年内に開始する方針や、年内にもう1度の利上げを行う見通しも示されており、総じてタカ派的と受け止められた。また、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、FOMC後の質疑応答で「一部のインフレ指標に過剰反応しないことが重要であり、指標はノイズを伴う可能性もある」と述べて、足元のインフレ率の鈍化を重視しない考えを示した。

こうした点を踏まえると、本日の議事録もそれなりにタカ派色の濃い内容になる可能性が高いように思われる。もっとも、同時にそれは、市場にとって目新しい内容ではないとも言える。北朝鮮リスクが再燃している事もあってドル買い材料には反応しにくい面もあろう。可能性は低いかもしれないが、「思ったほどタカ派的ではない」と受け止められた場合のほうがサプライズ感が強そうだ。その分だけ、米長期金利やドルの(下方向への)反応も大きくなると考えられる。
(執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)