インテリジェントウェイブ <4847> (JQ)は金融分野や情報セキュリティ分野を中心にシステムソリューション事業を展開している。17年6月期増収増益予想で、18年6月期も収益拡大が期待される。株価は6月の高値圏から反落したが調整一巡感を強めている。なお8月2日に17年6月期決算発表を予定している。
 
■金融システムや情報セキュリティ分野のソリューションが主力
 
 大日本印刷 <7912> の連結子会社で、ソフトウェア開発中心にソリューションを提供する金融システムソリューション事業、情報セキュリティ分野中心にパッケージソフトウェアや保守サービスを提供するプロダクトソリューション事業を展開している。
 
 高度な専門性が要求されるクレジットカード決済のフロント業務関連システムで高シェアを持ち、クレジットカード会社、ネット銀行、証券会社など金融関連のシステム開発受託・ハードウェア販売・保守サービスを収益柱としている。
■17年6月期(非連結決算に移行)増収増益予想
 
 前期(17年6月期)の非連結業績予想(8月3日公表)は売上高80億円、営業利益8億円、経常利益8億円、純利益5億50百万円としている。前々期(16年6月期)の連結業績との比較で11.0%増収、12.0%営業増益、9.6%経常増益、15.1%最終増益となる。配当予想は前期と同額の年間6円(期末一括)で予想配当性向は28.7%となる。
 
 需要が高水準であり、マネジメント体制整備・強化による開発プロジェクト単位での労務管理および収支管理徹底も寄与して実質増収増益予想である。銀行やクレジットカード会社に対してクレジットカードのアクワイアリング業務(加盟店契約業務)システムをクラウド型で提供する共同利用型サービスも第2四半期から開始して増収に寄与(今期3社開始、5社まで見込む)する。
 
 セグメント別計画は、金融システムソリューションの売上高が同8.0%増の69億円で営業利益が同7.5%増の7億20百万円、プロダクトソリューションの売上高が同34.1%増の11億円で営業利益が同86.0%増の80百万円としている。
 
 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が75.7%、営業利益が65.3%、経常利益が70.4%、純利益が73.8%と順調だった。高水準の需要を背景に今期(18年6月期)も収益拡大が期待される。
 
■株価は調整一巡感
 
 株価は6月高値789円から反落したが、650円近辺で下げ渋り調整一巡感を強めている。
 
 7月4日の終値683円を指標面で見ると、前期推定PER(会社予想EPS20円88銭で算出)は32~33倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は0.9%近辺、前期実績連結PBR(前期実績個別BPS190円34銭で算出)は3.6倍近辺である。時価総額は約180億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線が接近して過熱感が解消した。調整一巡して戻りを試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)(イメージ写真提供:123RF)