GameWith <6552> (東マ)は、本年6月30日に東京証券取引所マザーズに上場した。国内最大級のゲームメディア「GameWith」を運営している。「GameWith」のインターネット広告枠のほかに、動画配信を行う際の広告枠、攻略情報アプリ内の広告枠につき、アドネットワークを経由した広告の配信。広告主または広告代理店に対して、広告枠を販売。スマートフォンアクセサリー等の商品企画・販売や、Apple,Incが提供するサービスで、「GameWith」上にリンクを張り、売上に応じた報酬を受け取るというアフィリエイトプログラムを利用して収入等を得ている。
 
 「GameWith」では、主にスマートフォンゲーム等の攻略情報に関する記事を提供しているが、ゲームの攻略や記事の作成を外注せず、同社に所属するライターがゲームタイトル毎にプロジェクトチームを編成し、実際にゲームを攻略して記事を作成している。ゲームレビューでは、新たにゲームを始めるきっかけ作りのため、ゲームのレビュー情報の提供を行っている。動画配信コンテンツでは、攻略情報をユーザーにより分かりやすく伝える手段のみならず、リアルタイムでのゲームプレイ動画の配信等、動画ならではのコンテンツの企画・運営を行うことにより、ゲームの楽しみ方をユーザーに提供している。コミュニティ機能では、ゲームという同じ嗜好の利用者が集うコミュニティとなっており、ゲームをプレイする利用者のプラットフォーム化を推進している。
 
 前2017年5月期第3四半期業績実績は、売上高10億5600万円、営業利益4億1400万円、経常利益4億1400万円、純利益2億8500万円に着地。「GameWith」は、月間8億9,030万ページビュー、同月間ユーザー数は4,176万人(月間平均数値)とサービス開始以来順調に増加している。 
 
 前17年5月期業績予想は、売上高15億5200万円(前期比56.2%増)、営業利益6億1100万円(同85.0%増)、経常利益6億0700万円(同84.2%増)、純利益4億1500万円(同88.4%増)を見込む。当面は成長を優先し、配当は見送る予定。
 
 株価は、上場初日の6月30日に公開価格1920円の2.34倍となる4490円で初値をつけ、 同日高値4750円と買い進まれた後、7月4日安値3870円と短期調整している。スマートフォン広告市場が、今後も成長していく見通しで、既存サービスの高い成長が続くと期待されるほか、有料会員サービスによるストックビジネスの開始やビッグデータの活用によるDMP事業の開始を計画しており、収益源が広がるか注目される。第4四半期のページビュー数は第3四半期から10%程度減少を想定と控え目なページビュー数を見込んでいるため、前17年5月期業績予想は達成できる見通しで、今18年5月期業績予想に対する期待感もある。短期的な売りが一巡すれば、今月中旬に予定している決算発表を機に上値を試すことも十分期待されそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)(イメージ写真提供:123RF)