昨日のドル/円は、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に成功と発表した事を受けて112.70円台まで下落したが、程なく113円台に持ち直すなど底堅さが光った。ただ、今朝方に北朝鮮の金委員長が米独立記念日のICBM発射について「米国は不満に違いない」などと述べたほか、ティラーソン米国務長官が「北朝鮮のICBM発射は、米国と同盟国への脅威の新たな高まりを示す」との見解を示した事が伝わると一時113円台を割り込むなど、北朝鮮リスクに対して不安定な値動きが続いている。

 北朝鮮問題はドル/円相場のトレンド形成に大きく影響しないと見るが、この問題がくすぶる中では円売りの動きを期待しにくいのも事実だろう。NYタイム終盤(27:00)に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録がドルを押し上げない事には、目先的にドル/円が113円台半ばを越えて大きく上昇するシナリオは描きにくい。

 本日の予想レンジ:112.300-113.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)