iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)の5月の新規加入者数は2万9,604人で、約6万人が加入した4月から半減した。5月時点での加入者総数は51万7,093人になった。

 5月の新規加入者数は、第1号、2号、3号ともに4月と比較して半減した。今年度に入って(17年4月以降)、運営管理機関からは「iDeCoについての問い合わせが減っている」という声が聞かれていた。情報に対する感度の高い人たちは、今年1月~3月に加入手続きを取り、かつ、募集取扱いを行う金融機関にとっても3月末の決算に向けて取り組み姿勢が高まったことが考えられる。それらの要因がはげた結果、月間加入者数は4月までの5万人台が約3万人レベルに落ちた。

 ただ、2015年におけるiDeCoの新規加入者数は月間4,000人~5,000人という水準。2016年6月に改正確定拠出年金法が公布されてから、6,000人~7,000人ペースに拡大。今年になってから一気に5万人ペースに拡大した。15年比で10倍のスピード感で加入者が増えていたことになる。5月は勢いが鈍ったが、今後、業界を挙げた広報宣伝活動が展開されるため、巻き返しが期待される。(情報提供:モーニングスター社)