為替は先週は1ドル=112円台を回復するところまで円安が進みました。6月の為替相場について簡単に振り返りますと、6月前半は円高を予想し、6月5日号で「108円台に向かう可能性は比較的高いと予想します」と明言しました。その翌週には実際に108円台まで円高が進みました。そこで底打ちして、6月後半は短期トレンドが円安に転換したと判断。6月19日号で「第一に111.5円あたりが円安メドとして浮上」、「その節目を超えることができれば、最大で112円台まで今回の円安反発が伸びる可能性はある」と明言。これも先々週に第一のメド(111.5円)に到達して、そこで一旦、円安の動きが止まりましたが、先週は、最大メド(112円台)まで円安が進みました。
 
 さて、今週の見通しについて。先週はとりあえず最大メドの圏内に到達しましたので、このあたり(112円台)で円安の動きが落ち着くか、あるいは、もう少し、113円台前半くらいまでなら、今週さらに円安に進む余地があるのではないかと見ています。また、何らかの円高材料が出てきて、円高に動いた場合、111円台に複数のサポート帯が並んでいますので、目先は円高になったとしても、111円台ではしっかり止まりやすいと思われます。(執筆者:為替王)(イメージ写真提供:123RF)