昨日のドル/円は、欧米長期金利の上昇(日本との金利差拡大)を背景に一時112.90円台まで上値を伸ばしたが、米国株が崩れると111.80円台まで1円以上売り込まれるなど、約1カ月半ぶりの高値圏を維持できずに反落した。

 株安をきっかけに円売りポジションをひとまず手仕舞う動きが活発化したと見られる投資家のリスク許容度低下に脆いという「円キャリートレード」の弱みを露呈した格好であり、円売りマインドが急速に復活するのは難しい情勢かもしれない。

 本日のところは上半期の最終日となる事もあって様子見姿勢の参加者が増えそうだ。本日のドル/円は、主要国の株価動向に左右される展開が見込まれるほか、NYタイムに発表される米5月個人消費支出(PCE)とPCEデフレーター(21:30)の結果も材料視されそうだ。

 本日の予想レンジ:111.400-112.800円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)