6月27日のスポット金は小幅高、前日比2.4ドル高の1トロイオンス=1246.50ドルで引けた。前日に約1カ月半ぶりの安値を付けた反動から買い戻しが優勢だった。米上院共和党が医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の採決延期を決定したことを受けドルが急落、金に安値拾いが入った。しかし上値が重かった。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は27日、ユーロ圏の景気回復を指摘した上で「デフレ圧力はリフレに変わった」との認識を示した。市場では金融緩和策の縮小を示唆したと受け止められ、欧米の国債利回りが大きく上昇し、金利の付かない金に対して重荷となった。
 
WTI原油先物は4日小幅続伸、前日比0.27ドル高の1バレル=43.72ドルで取引を終えた。28日米原油在庫の公表に控え持ち高調整を目的とした買いが優勢だった模様。この日米石油協会(API)が発表した週間在庫統計によると、先週の米原油在庫は約80万バレル増加した。(イメージ写真提供:123RF)