6月21日のスポット金は3日ぶり反発、前日比3.45ドル安の1トロイオンス=1246.00ドルで引けた。原油安や米国株式市場が下落し、投資家のリスク回避姿勢が強まる中、安全資産とされる金は買われた。その他、外為市場でドルがユーロに対して下落したことも金価格を支えた。21日時点のSPDRゴールド・シェアーズの金保有量は前日より0.3トン増減の853.98トンだった。
 
 WTI原油先物は3日続落、前日比0.85ドル安の1バレル=42.51ドルで取引を終えた。米国で増産基調が続き、長期的な需給の緩みを見込んだ売りが膨らんだ。朝方は買い優勢で推移した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した在庫週報によると、原油在庫は245万バレル減、減少幅は市場予想(210万バレル減)を上回った。これが材料視されて原油先物は44.16ドルまで押し上げた。その後、同統計で米国の増産基調が続いたことが明らかになり、OPECが減産を続けても需給が均衡する時期は遅れるとの見方が強まった。原油価格は一転下げに転じ、一時は昨年8月11日以来の安値42.04ドルをつけた。(イメージ写真提供:123RF)