6月20日のスポット金は小幅続落、前日比0.35ドル安の1トロイオンス=1242.55ドルで引けた。取引時間中は5月17日以来約1ヶ月ぶりの安値1240.95ドルを付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)高官によるタカ派的な発言や外為市場でドル高などを背景に、金が売られた。19日ニューヨーク連邦準備銀行のダドリー総裁が米労働市場が一段と改善すれば物価上昇は強まるとの見方を示したことに続き、20日はシカゴ連銀のエバンス総裁が、FRBの資産縮小を「利上げの前に始める可能性」に言及した。
 
 WTI原油先物は続落、前日比0.95ドル安の1バレル=43.36ドルで取引を終えた。石油輸出国機構(OPEC)主導の減産が続いているが、米国の産油量が増加傾向にあるうえ、リビア、ナイジェリアなどの石油の輸出量は夏にかけて増えるとみられている為、世界的な原油需給の緩みが当面続くとの見方から売りが優勢となった。(イメージ写真提供:123RF)