東北部地方バクザン省タンイエン郡で果樹園を営む複数の農家は今年、例年より早く熟したライチの収穫を終え、大きな収益を上げた。ライチの実は大きくて美しく、香りや味も通常に熟したライチに引けを取らないと評判だ。

  リエンソン村のライチ農家グエン・タイン・ラムさんによると、昨年6月にベトナム科学技術研究所(VAST)傘下の地理研究所からバクザン省の一部のライチ農家に対し、科学技術を導入したライチの試験栽培への協力依頼があったという。当初は失敗を危惧したが、研究所の科学者らの指導の下で肥料をやり栽培すると、実を結ぶ率が例年より+20~30%多く、収穫量は1ha当たり10t余りと例年の1.5倍に上った。

  フックホア村で約7000m2の小規模のライチ果樹園を経営するゴ・バン・クオンさんも、試験栽培に参加した農家の1人だ。栽培は従来の方法と比べ難しくないわりに効果は大きいという。クオンさんは、事情を知らない周囲のライチ農家からうらやましがられたと笑った。

  バクザン省科学技術局のグエン・ドゥック・キエン局長は、「各農家から収穫量が例年に比べ+20~30%増加したとの報告を受けている」と語った。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)