16日のドル/円は、アジア市場から欧州市場にかけて上昇し、一時111.40円台まで上値を伸ばしたが、NY市場に入ると低調な米経済指標が続いた事から反落。これらを受けて4-6月期の米成長率予測を下方修正する動きが目立つ中、長期金利の低下とともに110.60円台まで弱含む場面もあった。

 先週14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で示された年内の追加利上げに懐疑的な見方が広がっており、本日は注目すべき米経済指標の発表もない。このため、米長期金利の上昇が見込みにくい中でドルは上値の重い展開を強いられそうだ。チャート面では、16日に下値を支えた200日移動平均線(執筆時点:110.651円)のサポートが改めて試されよう。もし、この水準を下抜けると日足一目均衡表の転換線(同110.100円)が次の下値メドとして浮上する。

 本日の予想レンジ:110.100-111.400円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)