IDOM <7599> が大幅高で3日続伸。午前10時54分に前日比50円(7.2%)高の749円まで買われ、値上がり率は東証1部の上位となっている。12日に公開した18年2月期5月度の月次データが引き続き好感買いを呼んでいる様子。
 
 同社は中古車買い取りの最大手で、現在、戦略的に行っているのが中古車の展示販売店舗の出店加速による「小売」の強化。従来は店頭で中古車を買い取り、それをオークションで売却する「卸売」を収益源としたが、売却までの2週間を利用して小売店舗で販売し、収益の最大化を目指そうというもの。2週間で販売できなければオークションで売却するため在庫管理コストが抑えられ、「卸売」に比べ高い利益率が得られる。
 
 5月の直営店車両販売台数の合計は1万5612台(前年同月比21.7%増)。4月の1万9230台(同6.9%増)から台数は大幅に減少しているが、伸び率は大きく上昇。さらに内訳を見ると、「卸売」が5671台(同10.1%減)であるのに対し、「小売」は9941台(同52.6%増)と高い伸びを示し、4月の8914台(同27.1%増)をも上回った。
 
 これにより、「小売」の第1四半期(3-5月)の累計販売台数は3万1393台(前年同期比40.1%増)となり、車両販売の合計は6万4303台(同16.5%増)に増大。利益率の高い「小売」の伸びの加速により、18年2月期上期の連結予想売上高1272億円(前年同期比2.4%増)、営業利益21億円(同3.3%減)には保守的な印象が強まっている。(イメージ写真提供:123RF)