昨日のドル/円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードが広がる中、110.00円を挟んだ小幅なレンジでもみ合った。本日の米FOMC(27:00)では、0.25%の追加利上げが確実視されているが、これ自体は「織り込み済み」だろう。市場の関心は今後の利上げペースやバランスシート縮小(保有債券の再投資停止)計画に寄せられており、米FOMC後のドルの浮沈についてのカギもここにあると考えられる。

 市場は今回の利上げを確実視しながらも、年内のもう一度の追加利上げに関しては五分五分と見ている。このため、FOMCが従来どおりの見通しを維持すれば市場はその姿勢を「ややタカ派的」と受け止める可能性があろう。また、バランスシート縮小に関しては5月の議事録で、計画の詳細を「近く発表する」とした。仮に、今回発表となれば9月に縮小開始の可能性が高まるため市場にとってはサプライズとなるだろう。

 本日の予想レンジ:109.200-111.300円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)