昨日は、コミー前米連邦捜査局(FBI)長官の議会証言と欧州中銀(ECB)理事会を無難にこなしたものの、英総選挙の出口調査で与党・保守党が過半数議席を獲得できない見込みとなった事から、今朝は円買いがやや優位となっている。もっとも、これらのイベントを受けてドルも対ポンドを中心に買われているため、今のところドル/円相場への影響は大きくない。

 日本時間の昼前後にも大勢が判明すると見られる実際の選挙結果と、世界の株式・債券市場の反応を確認する必要はあろうが、このまま大きなサプライズがなければ、市場の関心は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)に移る事になるだろう。FOMCによる利上げと保有債券の再投資停止(バランスシート縮小)観測がドルの支えになると見ており、昨日越えられなかった200日移動平均線(執筆時110.420円)を突破できるか注目している。

 本日の予想レンジ:109.500-110.700円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)