昨日のドル/円は、株安を背景とした円買いと米長期金利の低下によるドル売りのダブルパンチで大きく下落。テクニカル分析の重要ポイントである200日移動平均線を下抜けて約1ヵ月半ぶりの安値となる109.20円台まで下値を切り下げた。明日8日に、コミー前米FBI長官がトランプ大統領のロシア関連疑惑を巡り議会で証言するほか、英国では欧州連合(EU)離脱を主な争点として総選挙が行われるなど、先読みが難しいイベントが続く。

 このためドル/円が大きく反発する事は考えにくい。とはいえ、市場の不安心理を示すVIX指数(恐怖指数)は10台の低位にとどまっており、市場がこれらのイベントを深刻視している様子もない。ドル/円が一気に108円台に差し込むリスクも小さいと見られ、本日のところは上値が重いながらも109円台を中心にもみ合う展開となりそうだ。

 本日の予想レンジ:108.800-110.000円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)