昨日のドル/円は、111円台を維持できずに反落。NYタイムには、月初来安値(110.235円)を付けた18日以来の110.60円台まで下落する場面もあった。米国の6月利上げ確率は90%程度まで高まっているが、これに反して長期金利が低下しており、ドルの重しとなっている。

 トランプ米大統領による税制改革やインフラ投資への期待が後退している事も長期金利の低下を招いていると見られ、米債市場では6月が年内最後の利上げになるとの見方が優勢となりつつあるようだ。足元では、イタリアなど欧州の政治リスクが再燃し始めているためリスク回避の円買いにも警戒が必要な局面だ。そうした中、ドル/円は上値の重い展開を強いられる公算が大きいだろう。

 本日の予想レンジ:110.200-111.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)