ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)のバーソン駅建設現場で26日、300tもある巨大なトンネル掘削機(Tunnel boring machines=TBM)が稼働を開始した。稼働を前に式典が行われ、ホーチミン市人民委員会や在ホーチミン日本国総領事館などの代表が参列した。TBMがベトナムで利用されるのは初めて。

  TBMを用いるのは、メトロ1号線のパッケージ1B(市民劇場~バーソン間の地下部分)で、清水建設株式会社(東京都中央区)と前田建設工業株式会社(東京都千代田区)の企業連合が請け負っている。

  トンネルの長さは781mで、上下の位置に独立した2本のトンネルを掘削する。工事はバーソン駅から市民劇場駅に向けて行い、市民劇場駅まで到達したらバーソン駅にTBMを戻して2本目のトンネルを掘削する。TBMは1日当たり12m、1か月で250m掘削する能力があり、掘削工事は約1年を予定している。

  1Bパッケージのプロジェクトマネージャーを務める清水建設の河合信之氏によると、トンネルは地下の障害物にぶつからないよう、グエンシエウ通りの下に建設するという。(情報提供:VERAC)