本日、メキシコ中銀が政策金利発表を行う。今回はエコノミストの約6割が金利据え置きを予想している。据え置きの理由として、同中銀が前回3月の理事会で利上げに踏み切った際に「インフレ期待の抑制が目的で、米連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げしたことも考慮」との見方を示す中、5月2日のFOMCで金利が据え置かれた事が挙げられる。また、昨年後半から今年始めにかけて対ドルで急落したメキシコペソ相場が落ち着きつつある事も、金利据え置きとの見方を支えている。

 ただ、メキシコのインフレ率は中銀予想に反して2カ月連続で5%台に達し、前回理事会後もメキシコ中銀のインフレ目標(3.0%±1.0%)を大きく上回っている。この事から、利上げ予想も約4割と決して少なくはない。見方の分かれる中、政策金利発表前後は荒れた展開となりそうだ。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)