昨日のドル/円相場は、トランプ米大統領を巡るロシア関連の疑惑が深まった事を受けて株安・米長期金利低下が進む中、ストップを巻き込みながら急落。日足の一目均衡表の雲や基準線を下抜けると、本日の取引開始直後に4月25日以来の安値となる110.50円台まで一段安となった。急落の原因となったロシア関連の疑惑について、米議会でも大統領への批判が強まるなど、早期収束の兆しが見えない。この問題を起因とするリスク回避の流れを変えるのは容易ではなさそうだ。
 本日も引き続き、株安・米長期金利低下となる場面ではドル売り圧力が掛かりやすいと見る。ドル/円は本日朝の安値を更新すると200日移動平均線(執筆時109.651円)まで主だった目処が見当らないため、110円ちょうどの節目を目指す事となるだろう。仮に昨日急落の反動が出たとしても、昨日の陰線実体部の1/3戻し(111.608円)が上値を抑えそうだ。
本日の予想レンジ:110.000-111.600円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)