■医療データ利活用のパイオニア
 
 2,000万人の患者データを保有するメディカル・データ・ビジョン <3902> に注目が集まっている。本日も、3日続伸で1990円(前日比53円高)となっている。
 
 現在、政府の医療データ活用に向けた動きが活発化している。4月28日には、新薬開発や新たな治療方法の研究に役立てる目的で医療データの2次利用を促進する「次世代医療基盤整備法案」が、参院本会議で可決、成立した。公布後1年以内に施行される。
 
 これに関連した企業の動きにも注目したい。日本生命保険は、野村総合研究所、リクルートホールディングスと連携し、企業や健康保険組合と契約し500万人規模のデータを収集するという。
 
 医療データ利活用で一歩先を行くのはメディカル・データ・ビジョンだ。同社が保有するのは、病院における実診療データであり、その規模は国民の7人に1人に相当する1,821万人(2017年4月末現在)まで成長している。病院の実診療データを保有する強みは、健康保険組合経由では取得しづらい、特に医療需要が高い65歳以上のデータが取得できる点である。さらに同社は、すでに医療データ活用に必須である、高度なクレンジング技術や、分析人員を保有している。
 
 医療データ関連ビジネスは今後大きな拡大余地があるとされ、各社の動きに注目だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)(イメージ写真提供:123RF)