▽関東電化工業 <4047> が中盤以降に急反騰。前場は前日比54円(5.4%)安938円まで売り込まれたが、13時27分現在、同51円(5.1%高)高の1043円まで大きく戻している。
  
 15日引け後に発表した17年3月期の連結業績は、売上高460億円(前期比7.1%増)、営業利益93.6億円(同8.2%増)。半導体・液晶用特殊ガス類の「六フッ化タングステン」が増収となり、電池材料の「六フッ化リン酸リチウム」が販売数量の増加と価格修正効果で好調に推移する中、主力の「精密化学品事業部門」が9.4%増収、5.0%増益となって全体をけん引。連結営業利益は2月に増額した従来予想(86.0億円)を更に7.6億円上回った。
 
 ただ、18年3月期は売上高520億円(前期比12.9%増)、営業利益70.0億円(同25.2%減)と大幅減益を予想。これが失望売りにつながった形だが、例年、期初予想が保守的なこと。また、17年3月期第4四半期を見ると、営業利益は前年同期比31.0%増の29.6億円と好調な推移を見せており、増額期待が広がった印象。(イメージ写真提供:123RF)