昨日のドル/円相場は、日足の一目均衡表の転換線付近では底堅さを見せたものの、その後の戻りは113.80円台までと、前営業日高値を前に伸び悩んだ。
 前週末から昨日にかけて発表された複数の米経済指標が予想外に弱い結果となった事から、足元で米6月利上げ期待が揺らぎ始めている。米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のフェドウォッチ(FedWatch)によると、6月利上げの確率は1週間前の83%から74%に低下している。こうした中、本日米国で発表される4月住宅着工件数(21:30)や4月鉱工業生産(22:15)に注意したい。予想より弱い結果が相次ぐようならば、ドルの重石となりそうだ。仮に転換線(執筆時113.226円)を割ってしまうと、雲上限(本日は112.555円)まで主だった目処が見当らないため、113円ちょうどの心理的節目が目処となるだろう。
本日の予想レンジ:112.900-114.100円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)