ウェーブロックホールディングス <7940> (東2)は、4月10日に東京証券取引所市場第二部に再上場。同社グループは、同社および連結子会社13社、非連結子会社1社、関連会社1社の合計16社で構成されており、持株会社である同社の下、各事業会社において各種プラスチックと繊維、紙等を原材料とした複合素材の製造および販売を主たる業務としている。
 
 同社グループは、複数の素材と様々な加工技術との「組み合わせ」により、新たな価値の創造を通じ、「インテリア事業」「編織事業」「産業資材・包材事業」「アドバンストテクノロジー事業」の4事業を展開している。インテリア事業では、高い品質と生産力により国内壁紙市場でNo.1の生産量を誇り確固たるポジションを確立している。編織事業では、国内で初めて合成繊維による防虫網を開発して以降、防虫網で培った技術をはじめ、高いシェアを持つ編織製品を多数保有し、生活、農業、産業に広く事業を展開している。産業資材・包材事業では、樹脂の配合技術と加工技術を生かし、機能性を高めた複合素材加工製品を開発している。アドバンストテクノロジー事業では、独自性の高い技術の追求により次世代の付加価値製品を開発している。
 
 前2017年3月期第3四半期業績実績は、売上高199億9300万円、営業利益10億1300万円、経常利益12億8900万円、純利益9億3400万円に着地。
 
 前17年3月期業績予想は、売上高264億円(前の期比5.4%増)、営業利益12億円(同62.0%増)、経常利益15億円(同65.8%増)、純利益9億5000万円(同2.6倍)と大幅増益を見込む。配当は未定だが、復配に意欲を示している。
 
 株価は、4月10日高値743円から同14日安値619円まで調整を挟んで同26日高値712円と上昇した後、モミ合っている。同社グループは、様々な虫に対して高い忌避効果を発揮する薬剤「エトフェンプロックス」を練り込んだ糸を用いた防虫網を製造することに成功しており、夏到来を控え、シーズンストック銘柄として注目度は高い。今18年3月期増収増益が観測されているほか、前期予想PER7倍台・PBR0.80倍と割安感がある。また、需給面では4月21日付の大量保有報告書でフィデリティ投信株式会社が706,600株(6.35%)取得したことがわかっており、決算発表を機に上値を試す可能性があり、押し目は買い妙味が膨らみそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)(イメージ写真提供:123RF)