ドル/円相場は、26日に約1カ月ぶり高値となる111.774円まで上昇したが、週足の一目均衡表の転換線(111.819円)を前に失速。昨日は予想を下回る米3月耐久財受注等を受けてCMEの金利先物市場での6月利上げ確率が低下(75%→70%)した事も、重石となった模様である。日足チャート上に2日連続で上ヒゲの目立つ足形が出現している。

 こうした中、本日は米1-3月期国内総生産(GDP)速報に注意したい。事前予想は前期比年率+1.0%と、前回(+2.1%)からの伸びの大幅鈍化が見込まれている。弱めの予想をも下回るようならば、米6月利上げ観測が一段と後退してドル売り圧力が掛かる公算である。ドル/円は26日安値(110.876円)を下抜けると、20日移動平均線(執筆時110.015円)に向けた一段安もあるだろう。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)