27日のスポット金は小反落、前日比5.2ドル安の1264.10ドルで引けた。

  この日に開いた欧州中央銀行(ECB)の理事会で、ドラギECB総裁は「回復基調は堅固になっている」、「ダウンサイドリスクはかなり減った」などを述べた。ドラギECB総裁ハト派発言を受け、ユーロ圏の景気見通しが改善との見方から、逃避需要が減退し、スポット金を圧迫した。

  27日時点のSPDRゴールド・シェアーズの金保有量は前日比0.89トン減の853.36トンだった。

  27日のWTI原油先物は前日と変わらず、1バレル=49.22ドルで引けた。

  北アフリカの産油国リビアでの供給増を受け、需給の緩みが警戒され、NY市場で一時48.21ドルまで下落した。その後買いが入り、終盤に向かって49ドル台を回復した。

  石油輸出国機構(OPEC)のバルキンド事務局長がこの日、「世界の石油需給は過去5年の平均水準まで逼迫する必要がある」と述べた。6月までを期限とするOPEC加盟国などによる減産合意が延長される可能性が改めて意識され、原油価格を支えた。(情報提供:東岳証券)