昨日のドル/円は、約半月ぶりに111円台を回復した。仏大統領選と北朝鮮軍創設記念日を無難に通過した事で、市場センチメントが改善。世界的に株高・債券安が進む中、低金利の円を売る動きが強まった。本日発表されるトランプ米大統領の税制改革案がこうした流れを後押しできるか注目したい。

 トランプ政策についてはこれまでのところ、期待が失望に変わるケースが多かっただけに、市場は改革案の「実現性」に注目しているはずだ。ただ、今回の発表については米政府高官が「包括的な指針や優先事項の要点を説明する事になる」としており、具体策は6月以降に先送りされるとの見方もある。またしても期待外れに終わる可能性を否定できそうにない。

 本日の予想レンジ:110.300-111.600円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)