ユーロ/ドル相場は今月に入り1.07ドルちょうどが上値抵抗として機能していたが、18日に突破。その後下押す場面が見られるも同水準を割り込むことなく反発しており、早くも下値支持に変化している。背景として、14日の米3月小売売上高が2月に続いて減少(=ドル売り要因)した事や、今週に入ってからの仏大統領選の世論調査で、極左候補のメランション氏の支持率が伸び悩んだことで(前週リスクシナリオとして浮上した)「極右(ルペン氏)と極左で決選投票」の可能性がやや後退(=ユーロ買い要因)した事がありそうだ。

 こうした中、20日の欧州市場序盤で、今週に入り上値抵抗となっている1.0740ドルレベルを突破しており、上値余地が拡大している。オプションバリアが観測されている1.08ドルを突破するようならば、200日移動平均線(執筆時1.08437ドル)に向けた一段高もあるだろう。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)