昨日のドル/円は、一時109.20円台まで上昇したがその後失速。NY市場では、米長期金利(10年債利回り)が約5ヶ月ぶりの水準に低下する中、108.30円台まで弱含んだ。北朝鮮情勢や仏大統領選をめぐる不透明感に加え、トランプ政権による財政刺激や税制改革の実施が後ずれするとの見方が米長期金利を押し下げた。

 また、昨日は欧米市場で株価が軒並み下落しており、本日のアジア市場でも連鎖的株安への警戒が必要だろう。そうした中、ドル/円は上値の重い展開が見込まれる。節目の108円ちょうど前後は一定のサポートが見込めるが、仮に割り込めば107円台半ばまで下げ足を速める事も考えられる。

 本日の予想レンジ:107.500-109.000円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)