世界銀行(WB) は、このほど発表した東アジア・太平洋地域の経済状況レポートの中で、2017年におけるベトナムの国内総生産(GDP)成長率が前年比+0.1P上昇の+6.3%に達するとの予想を示した。また、今後2年間のGDP成長率は+6.4%に上昇する見通しだ。

  しかし、WBの予想値は国会の設定した2017年のGDP成長率目標+6.7%を下回っている。また、2017年の消費者物価指数(CPI)上昇率は+4%となり、今後2年間で変化はないと予想されている。

  WBによると、ベトナムはマクロ経済が安定しているほか、ビジネス環境もこの3年間で著しく改善している。また、人件の安さを背景に海外直接投資(FDI)の増加が続いているが、現在の不安定な世界経済の状況を踏まえて、ベトナムは外部ショックの影響を避けるために競争能力を更に向上させる必要があるという。(情報提供:VERAC)