東京市場のドル/円は、地政学的リスク(北朝鮮、シリア)が重くのしかかる中、日経平均の軟調推移を眺めて108.80円台まで下落しました。

 欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

4/14(金)
21:30☆3月米消費者物価指数
21:30☆3月米小売売上高
23:00 2月米企業在庫
--:--☆米財務省、為替報告書発表
--:--☆ロシア・シリア・イラン3カ国外相会談

4/15(土)
--:--☆北朝鮮の金日成主席生誕105周年

4/16(日)
--:--☆トルコ、大統領権限拡大を問う国民投票
※☆は特に注目の材料

 15日の金日成主席の生誕105周年を前に、本日午後に北朝鮮の外務次官が「米国が挑発を選ぶならわれわれは戦争に突入」と発言しており、北朝鮮情勢が否応無く注目されています。

 もし緊張の度合いが一段と高まるようならば、円買い材料視される可能性が高いでしょう。

 関連報道に引き続き注意が必要です。

 なお、米国で3月消費者物価指数や3月小売売上高が発表されますが、市場の関心が地政学的リスクに集まっていることから、事前予想(消費者物価指数:前月比±0.0%、前年比+2.6% 小売売上高:前月比-0.2%)から大きく乖離しない限り、反応は限られそうです。

(欧米時間のドル/円予想レンジ:108.000-109.900円)
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)