キャンバス <4575> は後場に87円高(13.51%高)の720円と急伸した。10日前引け後、FDA(米食品医薬品局)より抗がん剤候補化合物CBP501の臨床試験(フェーズ1b)開始が承認されたと発表した。
試験はプラチナ系抗がん剤のシスプラチンおよび免疫系抗がん剤の抗PD-1免疫チェックポイント阻害抗体との併用で、固形がんに対する3剤併用時の推奨投与量の決定を主要評価項目とし、副次的評価項目として安全性および有効性を評価する。安全性および有効性の一部を確認できれば、CBP501の製薬企業との提携の成立可能性が高まると期待している。
CBP501は悪性胸膜中皮腫および非小細胞肺がんを対象とした臨床第2相試験を終了している。非小細胞肺がんに対する試験では主要評価項目を達成できなかったが、試験の解析結果をもとにした追加研究において、プラチナ系抗がん剤・免疫系抗がん剤の併用で作用が増強されるという非臨床データを獲得。抗がん剤の臨床開発で免疫系抗がん剤との併用臨床試験が多数進行していることを踏まえ、キャンバスもCBP501と免疫系抗がん剤を併用する臨床試験を立案し、準備を進めていた。(イメージ写真提供:123RF)
キャンバスは後場急伸、FDAが抗がん剤候補化合物CBP501の臨床試験開始を承認
2017-04-10 12:46

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