東京市場のドル/円は、米国がシリアを攻撃したことで急落。
 その後は110.10円台まで下落するも、売り一巡後は110.70円手前まで持ち直すなど、神経質な展開となりました。
 欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

4/7(金)
17:30  2月英鉱工業生産
17:30  2月英製造業生産
17:30  2月英貿易収支
18:00☆カーニーBOE総裁、講演
21:30☆3月米雇用統計
21:30☆3月カナダ雇用統計
23:00  3月カナダIvey購買部景況指数
23:00  2月米卸売在庫
23:00  2月米卸売売上高
23:00  ポロズ・カナダ中銀総裁、講演
25:15  ダドリー米ニューヨーク連銀総裁、講演
28:00  2月米消費者信用残高
--:--☆米中首脳会談(6日~)
--:--  ユーロ圏財務相会合
※☆は特に注目の材料

 今週に入り、二つの地政学的リスクが急浮上しています。
 一つはシリア情勢であり、プーチン露大統領は「米空爆を侵略とみなす」と発言しています。
 もう一つは北朝鮮情勢です。
 米中首脳会談で北朝鮮の挑発を抑えられる可能性はほぼゼロに近く、米国の出方に注目です。
 海外市場で地政学的リスクの高まりが嫌気されるようならば、円買いが再開する公算です。
 また、本日の米3月雇用統計について、事前予想は失業率4.7%、非農業部門雇用者数+18.0万人、平均時給は前月比+0.2%、前年比+2.7%となっています。
 足元で地政学的リスクが高まる中、よほど全般的に強い雇用状況であることが確認できなければ、ドル買いの動きは限られるかもしれません。

(欧米時間のドル/円予想レンジ:109.500-111.700円)
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)