5日のスポット金は4日ぶりに反落し、前日比0.85ドル安の1255.05ドルで引けた。

  序盤から米指標の改善を受け、売りが先行、一時1245ドル割れの場面も見られたが、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨公表後、下げ幅を回復した。

  この日発表された3月ADP全国雇用者数変化は26.3万人、予測の18.0万人より大幅に改善、前回の24.5万人(修正値)を上回った。また、3月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、4兆5000億ドル規模のバランスシート縮小を年内に始めることを大部分の当局者が支持したことが明らかになった。市場では「バランスシート縮小が始まると、FRBが利上げをいったん停止する可能性がある」との見方が台頭し、ドルが売られ、金が買われた。

  5日時点のSPDRゴールド・シェアーズの金保有量は前日と変わらず、836.76トンだった。

  5日のWTI原油先物は下落、前日比0.31ドル安の50.83ドルで引けた。

  序盤から買いが先行、一時日中高値51.86ドルを付けたが、その後、米エネルギー情報局(EIA)の週間統計では先週の国内原油在庫が過去最高水準に増えたことを受け、一転下落に転じた。(情報提供:東岳証券)