中国で一部の過剰生産設備の削減が進み、企業の利益率改善などといった良い効果が表れ始めている――。大和総研経済調査部の主席研究員 齋藤尚登氏は3月29日、「需要刺激と過剰生産能力削減で起きたこと」と題したレポート(全1ページ)を発表し、中国経済の構造改革の進展に期待した。レポートの要旨は以下の通り。

 ニューノーマル(新常態)やサプライサイドの構造改革には、痛みを伴う部分があり、2014年~2015年にかけて、一部地方では過剰生産能力を抱える重工業分野の新規投資の落ち込みや、内需減速による需要低迷などが、鉱工業生産や固定資産投資の大幅減速(もしくは減少)をもたらした。東北三省(遼寧省、・・・・

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