昨日のドル/円は、トランプ米大統領の政策運営への懐疑的な見方を背景に米株安・米長期金利低下となる中、昨年11月以来の安値となる110.70円台まで下落した。本日はオバマケア代替法案の議会下院における採決(時刻未定)に注目したい。朝方に「米ホワイトハウスが保守派の支持を求めてオバマケア代替法案の見直しを検討」との報道を受けて111.30円台に反発する場面もあり、可決されればドル/円の上昇を後押しする見通しだ。
 昨日高値(111.793円)を突破すると6日移動平均線(執筆時112.105円)に向けた一段高もあるだろう。ただし、議会通過に苦戦するようならば、株安・米長期金利低下が再燃しかねない。議会通過までは気の抜けない展開となりそうだ。そのほか、籠池森友学園理事長の証人喚問(10:00)やイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長講演(21:45)も予定されている。
本日の予想レンジ:110.500-112.100円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)