ポンド/円相場は、昨年12月15日と今年1月27日の高値を結ぶレジスタンスラインが強力な抵抗として機能しており、上値が重い。

 今月発表された英2月製造業PMI(1日)や英2月平均賃金(15日)がいずれも予想を下回るなど、英国で景気減速の兆しが見られる。本日の英中銀(BOE)理事会について、金融政策の現状維持(政策金利:0.50%、資産買い入れプログラム規模:4350億ポンド)がコンセンサスとなっている。事前予想通りの結果となれば、市場の関心は議事録に集中しそうだ。その中でインフレ上昇よりも景気に慎重な見方を示す事があれば、ポンド/円相場の重石となる公算である。8日安値(138.424円)を明確に下抜けると、1月16日に付けた年初来安値(136.460円)を視野に入れた一段安もあるだろう。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)