工業用洗剤の大手であるパーカーコーポレーション <9845> (東2)は、3月13日に期末配当予想の2回目の増額修正を発表。業績は2月7日に17年3月期通期連結業績予想の増額修正を発表している。
 
 株価は2月22日に616円まで上伸して15年4月高値を突破した。その後は高値圏でもみ合う展開だが、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。指標面の割安感が強く、配当増額も評価して上値を試す展開が期待される。600円近辺のフシ突破の形となって上げ足を速める可能性もありそうだ。
 
 17年3月期期末配当について、前回予想(11月8日に50銭増額修正)に対して特別配当1円を増額し、年間8円50銭(第2四半期末3円50銭、期末5円=普通配当4円+特別配当1円)とした。16年3月期の年間6円50銭との比較では2円増配となる。
 
 17年3月期通期の連結業績予想は2月7日に増額修正して、売上高が16年3月期比2.1%増の465億円、営業利益が同31.5%増の37億円、経常利益が同33.4%増の37億50百万円、純利益が同20.8%増の23億円としている。
 
 機械部門では自動車内装製造設備や塗装設備、化成品部門では中国の自動車業界向け、化学品部門では一般工業用ケミカルおよび特殊ケミカル、産業用素材部門では家電用防音材や自動車用防音材が好調に推移している。さらにグループ全体で推進している高付加価値製品の販売強化、原材料コストや生産効率見直しなど原価低減への取り組み強化による採算性改善も寄与する見込みだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)(イメージ写真提供:123RF)