昨日のドル/円は、一時114.40円台まで小緩む場面もあったが、米長期金利の上昇とともに114.80円台へ持ち直して小幅高で取引を終えた。もっとも、米10年債利回りが年初来最高水準に上昇した動きに比べると、ドルの上昇は鈍いと言わざるを得ない。本日から明日にかけて行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが決まる可能性は高いが、0.25%の利上げはほぼ織り込み済みでありドルの上昇余地はそれほど残っていないとの見方が根強いという事だろう。
 なお、昨年12月にドル/円が118.661円のピークを付けたのは米利上げの翌日であった。本日のドル/円は、米長期金利の上昇が続けば115円台を回復する可能性もあるが、直近レンジ上限の115円台半ばを突破するのは難しいだろう。
本日の予想レンジ:114.300-115.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)