ドル/円相場は、本日早朝に昨日届かなかった1ドル=115円を突破した。心理的な壁となっていた水準を越えた事で上向きの流れを追認する動きが出やすくなりそうだ。なお115.10円前後は、年始から2月前半までの下げ幅の半値戻しにあたる。

 本日の焦点は米2月雇用統計(22:30)であり、115円台の定着から年初来高値(1月3日118.603円)の更新に向けて動き出すきっかけとなるか注目したい。市場予想は非農業部門雇用者数20.0万人増、失業率4.7%、平均時給前月比+0.3%となっており、比較的良好な結果が見込まれている。仮に予想に届かなかった場合でも来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)における利上げ期待は揺らがないと見るが、ドル/円は週末を控えた利益確定売りが出やすくなりそうだ。

 本日の予想レンジ:114.300-116.400円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)