昨日のドル/円は、114円ちょうどを挟んだ小幅なレンジでのもみ合いが続いた。ドルには、3月利上げへの期待とトランプ大統領の政策運営に対する不安という強弱材料が混在しており、どちらをより重視すべきか市場は決めあぐねているようだ。本日は米2月ADP全国雇用者数の発表(22:15)が予定されているが、10日の2月雇用統計の前座という位置付けにつき、レンジブレイクの決定打にはなるまい。

 米雇用統計の後には米連邦公開市場委員会(FOMC、14-15日)や米予算教書の発表(16日までに発表される予定)が控えており、手控えムードが広がりやすいタイミングでもあろう。本日のドル/円は、75日移動平均線(執筆時114.497円)と20日移動平均線(同113.458円)の間をコアレンジとして、もみ合う展開が見込まれる。

 本日の予想レンジ:113.400-114.600円文末⇒(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)