豪準備銀行(RBA)は明日7日に理事会を開く。2月の理事会では政策金利を1.50%に据え置き、「コモディティ価格の上昇は、交易条件の改善を支援する」「CPIは、2017年に上向き2%超になるだろう」「中心的シナリオは依然として3%前後の経済成長である」などとする楽観的な声明を発表した。RBAが政策スタンスを中立化させたとの見方が強まっており、今回も政策金利は据え置かれる可能性が極めて高い。この点における波乱はまずないと見て良いだろう。焦点は今回も声明の内容という事になるが、一部気の早い筋からは来年第1四半期の利上げ予想が聞かれるなど、市場は早くもRBAの次の一手に注目している。利上げ期待とまではいかずとも、もはや利下げはあり得ないとの見方が広がる中、2月声明と同様のタカ派度合いでは、豪ドル買いを誘うのは難しいだろう。むしろ、RBAが次の一手に関する手がかりを示さなかったとして豪ドル売りが強まるケースを警戒すべきかもしれない。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)