先週末(3日)のスポット金は前日と変わらず、1234.10ドルで引けた。一時1222.70ドルまで下落したものの、終盤に向かって1230ドルを回復した。

  米連邦準備理事会(FRB)議長の演説を受け、今月に利上げに踏み切るとの観測が強まっており、金価格の重しとなった。一方、利上げ観測はぼぼ価格に織り込みとの見方や、外為市場でドルが対主要通貨で下げたことから、金に買い戻しが入った。

  3日時点のSPDRゴールド・シェアーズの金保有量は前日より4.74トン減の840.58トンだった。

  3日のWTI原油先物は4日ぶり反発した、前日比0.75ドル高の53.31ドル/バレルで引けた。

  前日まで3日続落したことや、外為市場でのドル安がドル建てで取引される原油の買いにつながった。一方、米国内での需給の緩みが意識されやすく、上値は重かった。石油サービス会社ベーカー・ヒューズが午後に発表した米国の原油生産向けの掘削設備(リグ)稼働数は7週続けて増え、2015年10月以来の高水準だった。(情報提供:東岳証券)