日本時間の明日11時、トランプ米大統領が米上下両院合同本会議で演説を行う。今月9日に大統領が「2、3週間後に税に関して目を見張るような発表」と発言した事で、市場の関心が高まっている。

 こうした中、演説で法人減税やインフラ投資についての具体策が明らとなれば、トランポノミクス継続でドルが買われる公算だ。足元で上値抵抗となっている20日移動平均線(執筆時112.976円)を突破できれば、75日移動平均線(同、114.189円)まで上値余地が拡大するだろう。

 ただ、NYダウ平均は終値の最高値を12営業日連続で更新するなど、やや期待が先行している面もある。したがって具体策への言及がない場合は利益確定売りに押される公算が大きく、ドル/円の重石となり得る。いずれにせよ、思惑が交錯する中で前後は神経質な展開となる可能性が高そうだ。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)